「ヴァンガードプリンセス」は対価を取るべきだ
格闘ゲームは全くセンスがないのですが、デモ動画を見ているだけでも、アーケードゲームに遜色ないできなのはわかりますね。これがフリーウェアだとは……。
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- 日々是遊戯:「ツクール」だけでここまでできる!! インディーズゲーム界を震撼させた「ヴァンガードプリンセス」って? - ITmedia Gamez
- フリーとは思えないほど超絶クオリティの2on2対戦格闘ゲーム「ヴァンガードプリンセス」 - GIGAZINE
これだけのクオリティのもの、それも1人で3年かけて、最後の半年は連日16時間以上を開発に費やしたというプログラムです。私はあえて、このゲームには適切な対価を取るべきだと主張させてもらいます。
その理由として、ひとつは、自分がソフトウェア開発者だというのもあり、批判を恐れずにいうと、開発者の労働に対する適切な評価や対価が損なわれてしまうということがあります。ざっくりいうと、いくらすばらしいシステムやプログラムを作ったとしても、無償で公開されることが前提になってしまうと、その評価がお金にならず、開発者が薄給での労働を余儀なくされる原因にもなります。
おそらくオープンソースに喧嘩を売ることになってしまうと思うのですが、ソフトウェア開発をビジネスとするのであれば、ビジネスとして成り立つようにしてもらいたいし、ビジネスとしないのであれば、それはもはや「ソフトウェア開発者不要論」という形になってしまうだろうと思われます。
……ちょっと話がそれすぎました。要は、ソフトウェアの価格破壊が、開発者の労働環境を悪化させているという主張です。
そしてもう1点は、3年という開発期間、土日なしの1日16時間の作業を、このプログラムの開発者自身がどのように考えているのか、というところです。これだけの期間、フルタイムで働いていれば、1000万円以上の給料はもらえるはず。時間だけでいえばそれだけの労働力に相当するものを使っているわけですし、もちろん完成度も十分に高いわけですから、成果物にもっと価値を認めてもいいと思うし、むしろ価値を認めてほしかったです。
ソフトウェアやコンテンツ、その他サービス全般、いわゆる無体物が、価値を軽視される傾向にあります。その傾向は打破されるべきものだし、そのためには私たち作り手が質の高いものを提供し続け、そして提供したものに正当な価値を主張する必要があるだろうと思っています。


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